ファンダメンタルズ

ポンド安になっている理由(利上げ観測後退編)

 

 

こんばんは。つんつんです。

 

最近もっぱらポンド売りが進んでいますね。

こういう風に大きく下落しているときはファンダメンタルの変化があります。

 

なぜ下落をしているのかが分かると、関連するニュースにいち早く反応出来ます。

値動きに影響が大きいニュースが出てファンダメンタルの変化があると、

その方向にエントリーすることで大きな利を伸ばせるようになります。

 

チャートだけだとどうしても二次元になるので、

ファンダメンタルを理解した上で三次元に見えるようになりましょう。

 

というわけで今回はポンドが売られている理由ですね。

主に2つあるので、2回の記事に分けようかなと思ってます。

 

 

 

 

利上げ観測

まず、昨年の夏頃まではポンドが買われていました。

一時は196円手前まで上がってます。

 

この上昇の背景には、
近々利上げするのではないかと思われていた事が大きな要因です。

事実、昨年の8月にカーニー英中銀総裁が、

「利上げのタイミングは近づいているようだ」と発言した事もあります。

 

ちなみに金利が高いところにお金は集まる傾向があるので、

利上げ=ポンドが買われて上昇する要素なんですね。

 

 

 

 

利上げのために重要な指標は何?

利上げするために重要な要素があります。

それは、「インフレ率」です。

 

というのも中央銀行が利上げをすると(金利を上げると)
お金を借りにくくなります。
>返済する際の金利が増えるので

 

そうすると人々は金利が低い時に比べてお金を借りなくなる

結果、通貨の流通量が減るので、投資するのではなく我慢するようになる(貯蓄など)

買おうとする人が少なくなるので、モノやサービスに対しての需要が少なくなる

安くしないと売れないので、モノやサービスの値段が下がる

デフレになる

 

となるので、

インフレ率が低い時に利上げをすると
モノやサービスの値段が適正価格以上に下落してしまいます。

 

なのでインフレ率が利上げする上での目安の一つなんです。

 

 

 

 

利上げ観測後退

しかし、徐々に雲行きが怪しくなってきました。

昨年の11/5の英中銀レポートで市場の最初の利上げ予想が変わりました。

 

それまでは2016年第2四半期だったのが、
昨年の11/5時点では2017年第1四半期に後退しております。

 

理由としては、インフレ率の下方修正にあります。

インフレ率は2016年下期まで1%を下回る見通しだと下方修正されました。

 

そして、12月の英中銀金融政策委員会(MPC)議事録で

石油価格下落で総合インフレ率が抑制される可能性が高まったと発表しております。

 

経済指標がよく、インフレ率が上昇する前提で利上げ観測が進んでいたにも関わらず、

インフレ率がかなり低い水準を長期的に保ちそうだと見通しがたってしまったんですね。

 

そうなると利上げはずいぶん先だということになり、ポンドが売られたんです。

 

 

 

まとめ

1、利上げ観測でポンドが買われていた

2、インフレ率が利上げの目安だったが、インフレ率が低い水準で推移している

3、利上げはしばらく先だと考えられるため、利上げする前提で買っていたポンドが売られた

 

 

少し長くなりましたが、次の記事ではBrexitについて記載します。

こちらの方がインパクトはかなりでかいので、詳しく知らない方は是非一読ください。

続編記事:ポンド安になっている理由(Brexit編)

 

 

ご質問・ご相談は上のお問い合わせフォームからどうぞ。

 

ランキングに参加しています。

一日一度クリックしてくれると励みになります^^

にほんブログ村 為替ブログ ポンド円へ
にほんブログ村